2008年5月25日日曜日

うずら 楽座0525(ライブレポート)

日曜の夜。インターネットTVそのままでうずらは元気。ホームページの悪戯書きをずっと放置したままだったので、大丈夫かな、ライブに向けてナーバスになってるのかなと思ってたら、気付いてなかっただけだった。親戚(お母さん?)らしき年配の女性が二人。あとはジェリクル以外、お客さんはみんな若い。二十代後半の「きずな」系カップルが数組いる。けっこう、竹原から出向いている人もいるみたい。30人くらいかな。ジェリクルはスピーカ横の特等席で、うずらの指使いや、左手に記した進行記号(^^)もすべて確認。CDそのままの安定したボーカル。ほんの10ヶ月の音楽活動でオリジナルで「聴かせる」ことができて、こんなに歌唱が完成されていて、やっぱりすごい。TVでもそうだけど、物怖じしない落ち着いたMCで、静かなf^^;お客さんを自分のペースに導く。(若い人や知り合いが来てるんだけど、みんなジェリクルと同じくシャイな人が多かったね。うずらの音楽に惹かれるファンはそんなカンジの人が多いかも)
 50分強のライブで、どの曲もうずらの声の魅力に満ち溢れている。オリジナルを作り始めたばかりなのにメロディに外れがない。しっとりと、凛とした響きを伝えてくる。水辺のコンサートから始まってインターネットTVでも聴いてきて、「きずな」はすっかり口ずさめる。初めて聴いた「ハイビスカスのしずく」という曲の君もそうだろうという呼びかけが特に切ない。この歌は、いつか自分で歌ってみたい、そんな曲だ。ともあれいま輝いているうずらから元気をもらう。そう、きっと、もっと、よくなる。そんなふうに気持ちを切り替えよう。ライブを振り返りながら近くのバッケンモーツアルトでまったりとケーキセット(^^)
http://uzurasong.blog122.fc2.com/

2008年5月24日土曜日

声のための準備(力みから共鳴へ)


 バンドの掲示板にマッキーさんがやってきたとき、ボイトレって何かしてますかと聞いたら、「背中に空気を入れる腹式呼吸」と不思議な答えが返ってきた。ああ、やっぱりこの人は魔女だ。真夜中になにか秘密の儀式をやっているに違いないと思っていたら、ボイトレの基本の本に、「鳥が羽を肩から広げるように、背中を丸めたまま、腕を広げて息を吸う」とある。魔女ではなく先人のお言葉でした。そして、その本には声を出すポイントはノドそのものではなくて、「喉の下から胸を中心」に意識するとある。(つい力んで喉を締め付けて裏返ったりするけどね)呼吸法の考え方として「身体の力を抜き、共鳴腔を開き、横隔膜の支えに息が入った時点で成り立たせる」とある。
 5月のライブで佐々木彩が、自分は声のプロ、声を職業にしているという話をした。だから、歌はもちろん、ナレーションや語りを含めてのプロだと。(言い切れるのがすごいよね)そのなかで、口腔・鼻腔を中心とした共鳴腔の制御みたいなことができるといって、モザイクの人の声真似をしてみせたが、彼女としてはその共鳴腔に弁をつけるような意識で声を操れるという。
 佐々木彩は女性としては音域が低い方だけど、彼女にはその共鳴の武器がある。ケ・セラ・セラのようなありきたりの曲の序盤で、シドレドシ、ラシドシラ(かな?)の女性が裏声で使わないような音域を裏声で表現するんだけど、その共鳴が胸を打つほど美しい。今までにこの曲を歌う誰もができなかった、素材(原曲)の魅力を引き出してくれる。
 自分を含めた素人バンドの歌がしらけて聞こえるのは、うまく聞かせてやるぞの力みが声に現れているからだろう。自分自身の声を最大限に活かす共鳴を意識して練習すれば、きっと結果がついてくる。聞かせるといった力みを失くし、いまここにいる人たちに自分が好きなこの歌を届けたい、そんな気持ちになれれば。
 佐々木彩の話を聞いたあと、バンドの練習で、喉をあけて(喉にヒヤリと空気を感じて)顔の芯で音を共鳴させるように「ホームにて」のクレッシェンドを歌うと、今までにないなめらかな表現が出来たような気がする。・・・先人たちはすごいね(^^)

2008年5月15日木曜日

比治山公園の猫


休日の朝、比治山公園の展望台に行くと、おじいちゃん、おばあちゃんが集まって猫たちにエサをやっている。比治山公園のベンチは猫のためにある(^^)写真の猫は寝返りをうって、このあと地面に落ちました。

2008年5月13日火曜日

MY NAME IS LUKA(Suzanne Vega ♪ Luka)

鳥取の山のふもとにあるログハウス(喫茶店)にいるルカ。久しぶりに会うと、飛びついてきて、いつも川遊びに誘ってくれるルカです(^^)

2008年5月11日日曜日

歌うピアノin鳥取(ライブレポート)

歌うピアノin鳥取(妹尾美穂ピアノトリオ)
 投稿日:2008年 5月 6日(火)15時37分16秒
倉敷を中心に活躍する妹尾美穂ピアノトリオ。今までの女性ピアノトリオのイメージといえば、数少ないジャズライブ体験で、大西順子トリオの速射砲、叩きつける鍵盤、笑顔なし、孤高のジャズのイメージが印象的。当然、ちょっと年配の女性が率いているはず・・・。
出てきたのは、さっきまでキャピキャピ高い声をあげていた女子高生風。前髪切ったかららしい?ちょい、どこかのアイドルに似てる。GWツアーは倉敷、大阪、鳥取、倉敷。福山ロフト、ロッツあたりにはよく出没してると。
岡大生のドラムとパフォーマンス豊かなウッドベース(音もね)と妹尾美穂のピアノ。ピアノが歌っている。明るい、小気味良い、歯切れいい。指の立ったきれいなフォルム。オクターブでもしっかりした親指から小指が、芯のある音色をシャープに紡ぐ。速射砲でもピアノが重くならない。そして歌うように軽やか。でも音色は心地よい湿りがある。
ベースのアドリブに笑い、鍵盤を舞う小さな手で、自分の空間を創り出す。3つの音がはまる、鮮やかに決まってグルーヴィ。1時間×2ステージ。ジャズなのに歌もないのに、退屈なんかしない。時間が気にならない。曲紹介もあくまで明るい。
女性ピアノトリオのイメージを一新する妹尾美穂の歌うピアノ。お奨めします
http://mihopower.blogspot.com/

佐々木彩:アップルジャム

■横川の酔っ払い 投稿日:2008年 5月 3日(土)01時19分19秒

  毎月第一週はアップルジャムで佐々木彩ライブがある。ということで今日もデコさんと横川へ。仕事はそうそうに切り上げて、六時半から横川の居酒屋でタムロ。
 アップルジャムに初めて来たというとなりのテーブルのお客さんと佐々木彩売出しプロジェクト構想で意気投合(^^)アップルジャムに入った時点で目が据わってたデコ副代表。彩さんつかまえて、こんなに歌がうまいのに、もっとセルフプロデュースしないとだめだよとお説教f^^;まあ、よっぱらい親父なんてそんなものなので、彩さん、気にしないでね。でも、こんな親父いままでも、きっと周りにいたよね(^^)
キャロルキングのユーブガッタフレンドを完璧に彩歌でこなす。乾杯、完敗m(__)mウィンクひとつするように、なんのそぶりもなく波動砲を撃ち、心臓を一撃する。たいていの素人バンドのボーカルなら、「カメカメ波あ、いくぞお」と準備するのがわかるので、しらけながらかるくかわすのに。フラワーフェスでは、琴での和を表現する佐々木彩。美空ひばりを2曲。りんご追分と川の流れのように。ダニエルパウターやジェームスブラントといった男性の歌を原キーで歌う彼女は、低めの音域も深いすごみがある。美空ひばりの天性のゆらぎをも彩歌にする。デコさんが、いちばんはしゃいだのは、りんご追分でしたとさ。

2008年4月のフェイバリット

■佐々木彩という表現者の魅力
 投稿日:2008年 4月 5日(土)03時14分55秒
まきばを直前に控えた4月4日の金曜日、アップルジャムで、佐々木彩さんの音楽にデコ副代表たちと酔いしれました。 あっという間の3ステージ。どんなジャンルでも、自分の音楽にしてしまう。男女問わず、古今東西すべてが彼女の領域。スタンダードJAZZ、カーペンターズのような懐かしのPOPSからいまPOPS、え、美空ひばりファン?、琉球音階の花や、モザイクの人の声マネ(^^)、シカゴの骨太ロッカバラード、オリジナルで見せる硬質な透明感、柴崎コウあたりのJPOPのゆったりアレンジまで。
 ダニエルパウターのBADDAYを力みなく、さらっと、こなす。発音が美しいから、英語が音に馴染む。だからグルーヴがある。ついてないときの人生の応援歌になる。 おかあさんのリンゴ酢で愛情を注がれ、すくすくと育った彼女は、人が大好きで、物怖じしない。充たされた人が持つ物腰の柔らかさ。ステージでもとても自然な笑顔だ。歌の生徒さんたちも、何人か応援に来ていたけど、みんなどこか似ている。ともに笑顔が素晴らしい。 4月4日、4が続く4あわせの日、私は幸せ。音楽とともに生き、愛を歌う。
 アンコールは、ケ・セラ・セラ。なるようになるさ。一般にケ・セラ・セラは、ドリスデイやペギー葉山がはりあげて歌う陽気なラテンソングの印象が強く好きな部類ではない。だが、佐々木彩が歌うケ・セラ・セラには、違う世界が開かれる。 歌いはじめから、美しい高音域が心地よく響く。大仰なメロディーと片付けていた古い歌が、芯のある透明な歌声によって、素材が共鳴し、本来の力を呼び覚ます。
生まれて初めて、こんな美しいケ・セラ・セラを聴いた。
 豊かな音楽の波にたゆとう心地よさを知っていますか?
  ずっと聴きたい、もっと聴いていたい、そんな歌手が広島にいます。
 RCCの高橋さん、よっさんも大絶賛(^^)歌の生徒さんには、バンブー&デコの親戚(オフト)の親戚(アースジャム)のボーカルの花山あゆみちゃんもいる。一人座っているあゆみちゃんに、デコさんが近づき、僕は大西君の知り合いだよと、お得意の「バッチグー」だよを連発し大接近。はたから見たらなんか怪しいよねf^^;