2009年9月23日水曜日

SAYAKA "Palma Habanera" 発売記念ツアー 神戸 チキン・ジョージ 0922

Chicagoの誰かが足を折って神戸公演が中止になった。かつて、よくSQUAREを聴いた生田神社横のチキンジョージに足を踏み入れると、Palma Habanera(ハバナの手拍子)の渦が待ちうけていた。

http://www.sayaka-violin.com/
年末には親善大使としてキューバツアーを敢行するSAYAKAメンバー。スペイン、アルゼンチン、キューバの音楽を愛する筋金入りのベテラン揃い。肩の力を抜き、なめらかに音を配合するピアノ、フラメンコギターの明るくて、でもリリカルな音色、攻め立てる両腕タトゥーのダブルパーカッションと温かみのあるコーラス、クリアでSOLIDな質感と存在感を示すヴァイオリン。禁欲的なほど出しゃばらないのに、弦のゆらぎ、絞り、高いしゃがれた音がきっちりとハマり色っぽい。バンドメンバを信頼しきっているからできるんだろう。
(葉加瀬 太郎はソロツアーも含めて何度か聴く機会があったが、ヴァイオリンがおしゃべりすぎた)
プロの仕事を目の当たりにしたシルバーウィークでした(^^)

2009年9月21日月曜日

妹尾美穂TRIO & 多田誠司 0921鳥取

静唱、スパイラル、ブライト・チェリー・ブロッサム、アメジストとオリジナルが冴えてました。いつものTRIOの涼やかな色に、多田ならぬ熱っぽい暖色系のヴォーカル(Sax,flute)が入って、楽しい特別なひとときになりました(^^) ・・イヨヘイは今回ちょっと遠慮してたかな。
http://mihopower.blogspot.com/

秋晴れ 浦富海岸 鴨ヶ磯

秋晴れのシルバーウィーク、夏よりも藍に近づいた浦富の青です。

2009年9月5日土曜日

さらさ ケーキセット付きカフェライヴ 0905

CD「四季彩」完成記念、ゆかりの地横川でのケーキセットカフェライヴ。プレゼントコーナまであって、森川君から風邪うつされた寡黙なmachiko先生もよくしゃべてくれました(^^)
  童謡をモチーフに、四季の風景を奏でる。ギターの横糸、ハープの縦糸が織りなすさらさの優しい音色は心地よくて落ち着く。ギターは風、ハープが波。ハナミズキや、サザンメドレー(真夏の果実、つなみ、エリー)、君の瞳に恋してる、アンコールの「見上げてごらん夜の星を」のアレンジが新鮮でした。一押しのハイビスカスは最後にもう一回。なんと、machiko先生がマイク片手で、みんなでハイビスカスのサビを歌おうよと呼びかけてラララのなま声披露。アンコール前の涙も乾いて晴れやか(^^)
 
 四季折々の表情がある。春の風が運ぶ陽にあたった土の匂いや、咲き始めた花の芳香。夏の新緑、水のきらめき、ひたすらの青に入道雲。夕立あとに立ち昇るアスファルトの匂い。会社のビルの窓から見るまんまるに熟した夕日の紅。色とりどりの落ち葉や清冽な朝の空気。きっとそのときどきの驚きや喜びを感じられることの幸せを伝えるのがさらさの音楽なのだろう。特別なことだけが幸せじゃない。特別なことってめったに起こるもんじゃない。楽しいこと、つらいことを繰り返すように仕組まれてるのが人生。そんななかで、さらさの音楽は、季節を感じられる自分でいることの大切さを教えてくれました。