2010年12月30日木曜日

師走 ウミネコ @ 鳥取砂丘 岩戸海岸

「かっぱえびせん」があれば、ウミネコと友達になれます(^ ^)
 



2010年12月19日日曜日

Mebius  冬の野外 @アリスガーデン 1218 (鈴木康弘/楽座)

アリスガーデンでのMebiusのリハーサル風景。本番の衣装と違って、しっかり着こんでます(^^)
3時間後、すっかり暗くなったステージでは、いつものように「くすり指のキセキ」の♪ラララで弾けていました。

 Mebiusより先に、楽座ではオフコースの鈴木康弘のソロライヴが開演。いまのバンドでやってる曲が中心だったけど、アコースティックギターでやった「昨日への手紙」が懐かしかった。リクエストコーナで、Change The WorldやDaydream Believerのスタンダードを歌うと、その歌唱と演奏技量の高さを実感する。アンコールは、クリスマスソング(The Christmas Song )と、やっさんがハモって、みんなで歌う きよしこの夜。音楽を楽しんでいる人って、いいよね。

ノルウェイの森

 村上春樹が群像の新人賞を取った作品「風の歌を聴け」をリアルタイムで読んだことがある。

 大学の図書館でさらさらと群像のページめくると、小説の文中に「こんなかんじ」とTシャツのイラストが描かれていて、文章で表現すべき作家がこんな遊びをして文学賞を取れる時代なんだと驚いた。それが許される才能があったということ。そのまま、さらさらとした文体を流し読んだ。

 それ以来、村上の作品は読んだことがない。ノルウェイの森は書店で、終わりの数頁だけ読んだ。いまどこにいるのと問われたワタナベが「僕はどこにいるんだろう」とつぶやくように答える。映画の最後のシーンになって、それを思いだした。もう人生の後半にいると、アイデンティティを問われても響かない。(て、嘘だけど)

 死の匂いを纏う直子や奔放に生きる緑が持つそれぞれの危うさに、男はつねにうろたえるしかない。そして、自殺したキズキ、直子、ハツミの孤独はもちろん、誰しも他人を理解することはできない。

「人は等しく孤独で、人生は泥沼だ。
 愛しても愛しても愛されなかったり
 受け入れても受け入れても受け入れられなかったり
 それが生きるということで、
 命ある限り、誰もそこから逃れることはできない」 by 森絵都

 男性を受け入れられない直子の身体はそのメタファとして描かれている。ワタナベは、宛てのない旅(喪失と再生)のさなかにいいる。

 永沢がワタナベに「自分に同情するな」と言った。「自分に同情するのは下劣な人間のやることだ」と。
 人間の品性の意味と捉えればわかる。「I'm not ok」(過度に内罰的なスタンス)でいることの罪を永沢が知っているから言える言葉だ。品性のある人間は、自分も相手も認めることができる。
(I'm ok  and  you're ok)

 現在のメイク技術をもってしても、菊池の顔と肌を二十歳に見せられなかったのが厳しくて残念。演技は申し分ないが映像がそれを妨げ、痛々しい。その対比で松ケンはピチピチだったけどf^^;

 夏から秋にかけての草原の緑の広がりと奥行き、二人を包み込む風の匂いや湿り具合の表現、雪化粧した山間の風景など映像美が素晴らしい。
 ワタナベが泣き叫ぶシーンの荒れる日本海(兵庫県香住で撮影)は、山陰の冬そのままでした。

2010年12月12日日曜日

OKINAWA  美ら海水族館 1211


出張の帰りに背広・皮靴で美ら海水族館。じんべいざめを水槽の上から見るとこんなかんじ。
朝方晴れたけど、そのあとは曇りがち。陽射しがないと海の色がちょっとさびしい。

次に来るときは、カラフルなお魚を目だけでなく舌でも味わいたいものです。(那覇公設市場)