ちょうど1年前の鳥取のライヴで、アンジーがアメリカでの辛い過去を語ったとき、あちらこちらで、すすり泣きさえ聴こえていた。「でも、ひとは立ち直ることができる。いまのあなたのその苦しみでさえ意味があったことをわかる日が必ずくるのよ」
紙の町・愛媛県四国中央市で、高校の書道部のパフォーマンスが一気に全国に知れ渡ったのが2年前。坂道を降りると、紙パルプ工場の煙突と白い煙、そして青い海が広がる町。だけど、商店街はかんこ鳥。不況の真っ只中で、第1回 書道パフォーマンス甲子園が開かれ、メディアの脚光を浴びる。地元三島高校の女子書道部員の活躍を、成海璃子、桜庭ななみ、山下リオが好演。
書道部顧問の臨時教師は金子ノブアキ。以前、TVドラマのBOSSで、戸田恵梨香を拉致したテロリスト役が印象的だった。陰のある役をやるといい味を出す。今回は、人を教える資格を成海璃子に諭され、熱血指導教師に変貌する。
「つまんねー書だな。いやだなあ、辛いなあって書いてるのが、書に現れてる」その言葉で里子の書が変わる。音楽とリズムに乗って楽しく書こう。ダンスパフォーマンスで書を明るく表現しよう。
アンジーの手紙をバックに、躍動する書道部員。跳ね上がり、筆をキャンバス(和紙)に叩きつける。青い海、煙突を描き、地元の活性化を願う。最後の文字「再生」を、腰を入れ20kgの大筆で真一文字に書き出す里子の踏ん張りについ拳を握ってしまう。下の写真は、カンヌのビーチでの成海璃子と三島高校の女子生徒の書道パフォーマンス。
♪いつの時代も悲しみを避けては通れないけれど 笑顔を見せて 今を生きていこう
拝啓 この手紙(ブログ)読んでいるあなたが 幸せなことを願います♪
♪いつの時代も悲しみを避けては通れないけれど 笑顔を見せて 今を生きていこう
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