一線級の女優で、なおかつ毎年ライヴで全国を席巻する柴崎コウ。
「月のしずく」のRUIは、突如、現れた歌姫だった。ストリングスに絡まる透明な歌唱、滑らかなファルセットに惹きこまれた。最近では、福山とのコラボも記憶に新しい。
あの声質を一番生かせるのは、バラードなのに、わかってなくて残念。ラバソーなど、ロックテイストでメロディアスな楽曲はまだよいが、クラブ系サウンドになると、声に色がなく、何より大音響で歌詞も聴きづらい。こなしてはいるものの、柴崎コウでなくてもいい。電飾、スクリーン、照明の連動は、他にないほど凝ってるけど、DJがしゃしゃりでて無粋な打ち込みがやかましい。途中のアンプラグドコーナでのユーミンはよかったかな。やっぱり、月のしずくがいい。美しい声なのだから、ちょっと残念でした。
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