2013年5月25日土曜日

Each Feelings 2013 ひだまり 玉城・さらさ 下北沢Com.Cafe 音倉

  平和を訴える玉城ちはるのEach Feelingsに初めから参加しているさらさ。5年目の参画の東京公演に感激したmachiko先生は1曲目のあとのMCでいきなり号泣。広島の想いや玉城への感謝を伝えるが、相方の森川はたんたんと受け答え。なにしろ、モーリスのFINGER PICKING DAY 2013でBEST5(アコースティック・ギター・マガジン賞)を獲得し、雑誌の取材を控えてメジャーの余裕?

 号泣のあとは、新CD「栞音」から「雨」、いつもの「オセロ」。最後は、中島みゆきの「糸」と、キレキレギターと虹色ハープで揺るぎない流麗サウンド。
  玉城ちはるが合流。森川とはもう7年になると。ただ、最初の頃は、森川が子供で、本番になってからお腹痛いからギター弾けないとか言ってたらしい。それがいまや、日本で5本の指に入る?ギタリストになり、注目を浴びている。有名になったらわたしたちを捨てる気だろうと、感激しきりのmachiko先生との対比で玉城が森川をいじり笑いが起きる。開演の冒頭でも、一人で酒飲む可哀そうな女とホームステイのコに同情されると笑いをとっていた。笑いが平和だと。

風になれば
沖縄でも広島でも稚内でも、戦争の悲劇はあり、その土地にいないとわからない想いがある。触れ合えば、友達になる、家族になる。それぞれの土地に愛着や意識が生まれる。
 
 
 
  machiko先生は、さらさがいろんなところで活躍できるのは玉城のおかげという。それが玉城の吐き出す糸で、いろんな人や土地を絡め、交流を広げていく。

  お父さんに捧げる「風になれば」は綺麗な共鳴で、とてものびやだった。力みが抜け、後半のスキャットも心地よくmachiko先生のハープリフが活きていた。
  玉城の吐き出す糸は、とても粘着力が強い。だから、この活動は何年も続き広がるんだろう。そして、何度聴いても、この曲はよい。まあ当面、さらさのCD「栞音」がBGMです。

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