オープニングは教会らしくアカペラでAmazing Grace。そして、小学生から90代という幅広い年齢の聴衆をまえに、二部構成の本格Jazz Liveが始まる。
You'd Be So Nice To Come HomeToを皮切りに小気味よいJazzが教会に響きわたる。神は寛容だ。ゴスペルでなくとも、太陽光が溢れる明るい白い教会で、ベースがうねりをあげるのを受け入れてくれる。そう、もちろん、飯田さつきのソウルフルな「ぎらり」ヴォイスも。
被災地に何度も足を運び、おもに調度品の補修作業や、「傾聴」のボランティアを行ってきた飯田。相手を受容し共感する能力が高い飯田の歌は、その歌詞が持つ情感を聴衆の胸に響かせる。
低音のスパイスを惜しげもなく振りまいたあと、Love Lettersでは一転柔らかなハイトーンヴォイスを光に放つ。神の赦しを得た歌姫は、マライヤのHeroの熱唱で教会を震わせると、テンションの高いMoon Riverでは、ぐるぐる回る月の重力で地球を翻弄する。バンドメンバーも歌にもっていかれたかのように前のめりで、グルーヴは最高潮に達する。
When You Wish Upon A Starをパイプオルガンで聴けたのは教会ならでは。
That a hero lies in you
ライヴでも被災地でも、飯田が伝えていきたいのは、この言葉なのかもしれない。
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