地図を片
山と海が近く、穏やかな陽射しが注がれるこの町を、友人の父は晩年の暮らしに選んだ。その気持ちがわかる気がした。
町並み保存地区の帰り際、小さな和菓子屋に立ち寄り、しば餅を購入。しっとりとしたしばの葉にくるまれた柔らかな餅をライヴ会場でいただきました(^^)
バンブージョイハイランド行きのバス待ちのため、自然にレトロになった駅前の喫茶店に入る。ピンク電話が鳴る店で、ウェイトレスのふくよかなおばさんもとてもレトロだ。

バンブージョイハイランドって、・・広場だf^^;体育館とか、ステージがあって、周囲は山。山側には竹が生えてるけどタケノコ取り禁止の看板。たくさんのフリマや屋台が並ぶ。カレーライスもタコ天もフランクフルトも美味しかった。筍の天ぷらは食べ損ねた。
うずらを初めて見たのは一年半まえの四月の終り。五月の陽射しになるまえの水辺のコンサート。水面を渡る風が心地好かった。そのとき、うずらの凛とした清冽な歌声を初めて聴いた。空を羽ばたく、うずらにはやっぱり野外が似合う。あれから、インターネットテレビのぶちえぇ竹原でも、レギュラーの座を獲得し、竹原ではすっかり人気者だ。
ホリケンのぶちえぇ竹原 (TVビンゴ)
http://www.tvbingo.jp/~ch00/tvbingo_live/fri_take_backno.html

ホリケンさんの司会でうずらとかぐやパンダース登場。直前にドラムの足がつり大騒ぎ。やっぱり、おやじバンドバトルだ。
いつも弾き語りのうずらで聴くうずらの曲だが、バンドのビートにのるとそれも気持ち良い。
ポツリポツリと降っていた雨がうずらの歌声で止んだ。あたりの木々は紅葉をむかえ、やわらかな初秋の風が葉を揺らす。
緑の芝生の客席に、次第にひとの輪ができる。カメラでステージを撮りつづけてる中学生くらいの女の子たちがいまの曲は・・だよねといって、憧れのまなざしでうずらを見つめてる。おお、ファン層が拡大している(^^)
カバーでは「風をあつめて」。とてものびやかで柔らかいかんじが楽しい。

この歌詞読んだらわかるよ。失ったもの、返らないものの切なさ。こんなふうに伝えられる?
「大切な思い出の置き場所をずっと探してる。今がどれほど満ち足りてもあの頃には勝てない。君もそうだろう・・・」 うずらはホントにすごいよ。
「きっと、もっと」のアレンジが聴かせる。すべての曲が円熟の時期を迎えている。うずらも曲とともに、成長しているんだろう。
友人のロックテイストな楽曲で、手拍子が弾む。こういうのもいい。新

たくさんのきずなで、いまのうずらがある。友人たちのたくさんの声援が、うずらに届けられる。「うずら」が始まるきっかけとなった「きずな」が最後の楽曲。歌い終わった晴れやかな笑顔がすがすがしい。
たくさん食べて飲んで、地元のバスに乗って、竹原経済に貢献した秋の一日でした(^^)
成長を続ける「うずら」のブログ(うずらのあからさま)です。
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