

そのパラキスのヒロインに抜擢されたのが「北川景子」だった。映画「NANA」ではバンドメンバーのキャスティング(中島美嘉・宮崎あおい・松田龍平・成宮寛貴・平岡祐太・松山ケンイチ・玉山鉄二etc)で原作のファンからイメージが違うとブーイングがあったが、北川景子はヒロインとしてど真ん中だった。学園のフェスティバルのデザイナー発表会で仲間が創ったブルードレスを纏う素人モデルはこう云ってステージに向かう。
「大丈夫、任せて。この会場のすべてのひとを、わたしが楽園(パラダイス)に連れて行く」
このときの北川景子は、矢沢あいが描く早坂紫を凌駕した。


2011年度の「本屋大賞」第一位で年間ベストセラーの「謎解きはディナーのあとで」は毒舌執事と刑事令嬢というエキセントリックな設定だが、見事に北川景子がはまる。そして「失礼ながら・・・、お嬢様の目は節穴でございますか?」で始まる櫻井の毒舌は展開がわかっていても笑ってしまう。家族ゲームで鬼気迫る家庭教師を演じきった櫻井の演技は安定感がある。
それにしても、共演が華やかだ。基本コメディーだし、TVの続きくらいで観に行くとけっこう見応えあるのでお薦めです。
<TVレギュラー>
影山:櫻井翔 ・宝生 麗子:北川景子 ・風祭 京一郎:椎名桔平
<劇場版ゲスト>
中村雅俊・桜庭ななみ・要潤・黒谷友香・生瀬勝久・竹中直人・鹿賀丈史・宮沢りえ
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