2013年4月7日日曜日

妹尾美穂 ~風景ノ奏で TOUR *春*~ 多田誠司

 着物でピアノ、テンガロンでサックス・フルート。
山桜・梅が花開く三田・光円寺にJAZZがやってきた。
 *Ki-Ra-Ri*ピアニストの妹尾美穂と、情熱サックスの多田誠司が真昼間にお寺で競演。当然、音響は期待してなかったが、この二人にかかるとお寺がジャージーなライヴハウスに変身する。生音の迫力が凄い。

ジャズスタンダードの「スマイル」での多田のアルトサックスにお寺で嬌声が湧く。美穂ピアノの「クラップ・クラップ・クラップ」で自然に手拍子が広がる。念願の東山魁夷せとうち美術館ライヴの翌日で、その感激そのままにピアノが躍動し、会場を波打たせる。Song of silenceもBright Cherry Blossomsも多田のサックスでいつもと違うテイストを味あうことができた。


5年前から聴いているアメジストも、いつの間にか激しさを孕む楽曲に変身している。もちろん、最後は全員参加型プロジェクトで会場が盛り上がる。

せっかく東京にいるので、休日に珈琲美学でライヴがあるときは、*Ki-Ra-Ri*ピアノを聴きにいこう。

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