鬼束ちひろがドラマTRICKで「月光」を歌い一躍人気を博したのが10年前。祝10周年で映画化。涙涙で泣けるTRICKだの、飛び出しそうな2Dだの、にゃむ~と10周年だの、基本、ふざけてて安っぽいが上田次郎(阿部寛)、山田奈緒子(仲間由紀恵)、矢部(生瀬勝久)のうさんくささのトライアングルは、それなりに気にいっている。今回ヒロイン夏帆はTVドラマ「オトメン(乙男)」で、岡田将生と共演していた女優。トリックが双子の設定は横溝っぽい。山田の母は書道家の野際陽子。冒頭の習字教室のお手本に「紀伊半多」と書いていた。たしかに、砂かけババアの実写版は本人が言うように野際陽子がぴったりかも。ともあれ、いつものB級落ちのTRICKなので詳細は割愛。(ちなみに、上田と山田の合言葉は「貧」と「乳」)
今回のエンディングテーマには、仙台在住の歌手、熊谷育美を抜擢。「月恋歌」という、また「月」がモチーフの歌だ。「心と心が丸く重なれば優しくなれることを知った」
心に柔らかく届く良い声をしています。
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