2008年8月24日日曜日

うずら 夏の楽座

(写真は、ライヴ前の携帯ショット。顔見えなくてすみません)
 夏の折り返しの気配を感じさせる8/23の夕方、うずら始動一周年となる記念ライヴが始まった。なんと、前回のような無国籍よれよれTシャツのうずらではない!クレージュ(らしい)の深紅のノースリーブ!赤を引き立たせるブルージーンズにナイキ!心なしか笑顔が女優のよう?だ。
 5月のライヴでは、うずらの立ち上がりの緊張で客席もガチガチだったが、自信に満ちた笑顔と、まさしく「マスターオブセレモニー」で見事に客をときほぐし、元気よく「贈り物」を歌いだす。歌にパワーが溢れてる。ただ、透明なだけじゃない、硬質で清冽な声音を武器に、一気にうずらワールドへ引き込む。 
 ぶちぇぇ竹原のホリケンさんも、遠路来てくれて、エールを送る。挨拶させて頂いたが、ホリケンさんも若いスタッフの方も気さくに応じてくれた。
 うずらが、進化している。楽曲のメロディーやアレンジがより洗練されているのはもちろん、エンターティナとしても(^^)
 「カーニバルの夜」と「雨のドライブ」(かな?)では、右手のフィンガーアクションを披露して、アクセントをつけて、楽しませてくれた。ぶちぇぇ竹原での見事なトークが、MCにそのまま活かされている。
 砂浜を歩く二人の情景が浮かび、充たされた愛を語る「贈り物」。唯一、オリジナルではないが、定番「カーニバルの夜」では、若い恋の行方を夏の一夜に象徴させるかのように歌い上げる。夏に紅い「ハイビスカスのしずく」は泣ける。ニューバージョンアレンジで、より失ったものの切なさが心に沁みる。「ネジをまこう」では前回と同じく自然に手拍子が起り、楽しくリズミカルに。「きっと、もっと」は幸福の希求への強い意志が歌詞とメロディーのアレンジに現れていた。うずらの実質のデビュー曲でもある「雨のドライブ」は、心地よく夏の雨の匂いを、そして小さな幸せを運ぶ。友人の結婚をモチーフにした「絆」。圧倒的な歌唱で心を揺さぶる。
 この「絆」が今日のライヴ最後の曲。だが、ここで、2時間前から近くの笑笑で生ビール5杯を充填したアンコール製造マシン(デコさん)が立ち上がる。キーボードから離れようとするうずらを圧し留める強烈なアンコールの連呼うずら、初のアンコールおめでとう!(^^)!ちなみに、アンコール製造マシンは、ネムカカ佐々木里佳でも威力を発揮。(ただし、彼は酔いが回れば回るほど、素晴らしいを連呼するが、翌日には、誰が、何で、良かったかを憶えていない) 
 アンコール曲は「春潜」。春に生まれたうずらが、春を待ちこがれ、雪解けの情景をつづる。
うずら、一周年おめでとう(^^)/
< 次回ライヴ日程:10/17(金) 場所:楽座 出演者 ササキイクエ、うずら >                               

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