2008年9月1日月曜日

音夢珈歌

 ネムカカと読む。音楽・夢・珈琲・歌と 好きなものを集めた名前らしい。 福山拠点。グループではなく、藤井のソロユニット。 スガシカオのラジオ番組で、投稿作品を絶賛された 音楽センスは伊達じゃない。
  スリーメンライヴとなった8月24日の楽座。 目当ての「うずら」のあとが、ネムカカ。 なんか、若い男性スタッフが楽器整備してるなと 思ったら、アコギとパーカッションがなり始める。
  裸足で台に乗せたループマシンを駆使して、アコギの音を重ね、幻想の空間を生み出していく。そこに、インド音楽をやっている 友人、パーカッショニストの金山が入り、銀色の媚薬を 撒き散らす。
 ネムカカランドに誘うインストに始まり、スガシカオに才能があると 言わせしめたカドリーが2曲目。 くせのない、なめらかな歌唱。 透きとおるファルセットは、せせらぎのようだ。男にもシルキーボイスはある。
 もし、自分に才能があるなら、こんな音楽を やっていただろう。 ギター、ボーカル、パーカッション、スリリングにすべてがはまる、小気味よく心に響く。

アコースティックギターと相性の良い透明な 歌唱『ネムカカ』の音源視聴はこちらから http://www.voiceblog.jp/fujimizu/

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