2009年8月30日日曜日

ナターシャ☆クミン @長楽寺スタークラブ 0829


 デコさんの独身最後(家族が帰省中)の8月29日の土曜、長楽寺スタークラブで歌ってきました。デコさん2曲、ジェリクル&デコ?で3曲。お客さんはほとんど出演者だけど、「島唄」の手拍子・盛り上がりは嬉しかったなあ(^^) 
 初めて、ナターシャ☆クミンを聴いたのは、みーたんのサイト。当時、ギターを始めて半年だったのに、オリジナルの「FLY」を堂々と歌いあげてた。印象はポップでロックでキュート。フォーク向きの綺麗なとかストレートな声質ではなく、胸のどっかにひっかかる甘辛のテイスト(和でも洋でもなく中華?)がある。「声」に魅力がなければいくら歌がうまくても惹かれない。今回はパーカッショニストのエリック玉置さんを従えて、カバー中心のステージ。骨格のしっかりした曲を歌うとナターシャの力量が際立つ。相変わらずの姉御オーラ全開のステージでした(^^)

2009年8月23日日曜日

ネムカカ@楽座 0822


ネムカカのムーンライトファルセットと、精緻に創り上げたギターの音色には、きっとマタタビ系の媚薬が仕込まれている。ネムカカ主催で4グループが出演。金座街での路上ライヴに慣れていると、ネムカカの時間があまりに少なく感じる。いつまでも聴いていたい、たゆたうゆらぎの世界。特に好きな楽曲は、スローモーション、風に夕暮れ、また明日。アンコールは猫な日々でした。
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=fujimizu

2009年8月22日土曜日

猫カフェ まねき猫@横川 

いつでも、10数匹のおっとりした猫が迎えてくれます(^^)

2009年8月13日木曜日

上綱克彦&朝倉マコ(Maco) @Cafe Jive 0813


 Macoとレイニーウッドのリーダ上綱さん(「青い瞳のステラ」の作曲者)のコラボ。Macoは硬質なハスキーヴォイスが魅力。高めの音域でのテンションが楽しい。ワイヤーのようにしなる、solidな手ごたえのある声の持ち主。声を構成する糸が金属質を纏っていて、ザラっと肌に触れ心がざわめく。

 ふらっと入ったCafe JIVE。スクリーンにはパットメセニーグループ。思わず一番前の席に陣取り、揺蕩うゆらぎの音楽世界に浸る。ときどき白い、ちょい大胆なカクテルドレスを着たお姉さんがスクリーンを横切る。あれ、表には何も掲示なかったけど何かあるの?30分ほどするとパットメセニーが途切れ、スクリーンが上がる。


 ピアノが鳴り、MCなしで歌いだすMaco。ハスキーでしっかりした歌唱。(オープニングは弥山開創1200年をモチーフにしてMacoが作詞、上綱さんが作曲したオリジナル「時空のおくりもの」でした)4曲目のジャーニーのヒット曲Open Armsで、エンジン全開。佐々木彩のように女性としては音域が低いのだろう。男の歌がはまる(マイケル・ボルトンも歌ってくれた)。ワイヤーの絹糸に、硬質感とザラつきがあり歌が生きる。何より英語と親和性が高くなめらかだ。

 ノーチャージなのに2時間を超えるライヴ。MCなしで歌いきるのが今回のコンセプト。でも後半は、Macoと上綱さんのゆるいかんじのやりとりでMCが始まる。歌いながら曲を決め、Macoが手書きの楽譜を上綱さんに差し出す。上綱さんの即興アレンジの間奏・後奏も楽しい。Macoは驚きながら嬉しそうに聴いている。 

 イマジン、ユーアーエヴリシング、ユーヴガッタフレンド、オールバイマイセルフなど70~80年代の懐かしい名曲を自分の歌にして観客に届ける。イマジンのジャージーな崩し方は斬新でどきどきするかんじだった。最後に英語の曲をリクエストすると、なんとQUEENのボヘミアンラプソディ(^^)/。数年ぶりとのことで、歌詞はトンでたけど、上綱さんとコーラスしてセッションしてくれました。締めは、オープニングの「時空のおくりもの」。質感たっぷりに歌い上げて会場から大きな拍手。そして、柳ジョージとレイニーウッドのリーダ上綱さん自らが名曲「青い瞳のステラ」を弾き語るサプライズ。Macoのハモリが心地よい。

 ライヴのあと、上綱さんもMacoさんも、気さくに話に応じてくれて嬉しい。Macoは英語の曲のインパクトが強いけど、日本語のゆったりした曲でも「蘇州夜曲」とかを、あのざらつきを意識して歌ったら、ちょっとすごいかも。とても楽しみな才能に出会えました(^^)

Maco meets Rainy Wood
時空(とき)のおくりもの~1200年弥山(みせん)
http://www.youtube.com/watch?v=ACubQTpDg0s

2009年8月9日日曜日

鳥取納涼花火大会

雨中の花火大会。1時間5000発。風なくて煙で花火が隠れる。雲に投影される雷を見てるようでした。

2009年8月8日土曜日

玉城ちはる  森恵  さらさ (8月7日@楽座)

広島の元ヤンf^^;歌姫、玉城と森の競演が真夏の楽座で実現。あの楽座に客100人。いつもの玉城の客層よりもいくぶん若い(森恵目当ての兄ちゃん達がいる)。空調は効かない。となりのお客さんと肌触れ合うくらい敷き詰められた椅子。開演は20時予定。さらさの森川君(guitar)とmachiko先生(今回はPiano)が所在なげに玉城の登場を待つ。森川君が耐えられなくなって(可哀そう)玉城を呼びにいく。ゆーうるく、玉城登場。さらさをいじり、客をいじり、相変わらずのエロトークで会場を沸かす。抑えられない情念を吐き出すように歌いかけ、大きく腕を使うパフォーマンスで客に愛を呼び掛ける。フォークの枠におさまらなかった歌力で、会場がさらに熱くなる。やはり、「シンカイノハモン」は楽しい。情念の結晶「愛の種」を歌いきって、森にバトンタッチ。
森恵に声かけたのは、玉城から。森川君のいとこと森恵が友人なので、森川君にメールしたら事務所通してくださいとつれない返信。ちゃんと事務所通してコラボ実現。最初の声かけが、「福山のヤンキーだよね」「広島の総長ですよね」とレディース合戦(^^)だったとか。いまでは、森が姐さんとよんで慕う仲。
シールド入れないで弾き語る玉城。理由は「わたしのギターで巨匠)森川がリズムを崩す」からと。玉城の今年のテーマは、お客さんから「オカマに間違われないこと」らしい。
玉城と入れ替わり、森恵が登場。かつて、その声を金座街中に響き渡らせた彼女は、いまでもアリスガーデンに帰ってきて歌ってくれる。「いつからかしんないけど元ヤンと言われるようになった。・・こんなに可愛いのに」といって会場の空気をなごませる。つい最近CDでメジャーデビュー(手売りでなく店で買える)したという森恵も、選ばれた声を持っている。遠くまで響く、よく「とおる」声。芯があって、透明感がある。玉城のように情念を声にふくませるタイプではない。高音部の声の切れが魅力だ。ギターワークは軽やかで小気味よい。タンバリンを床に置き、左足で踏んでリズムを叩き出す。プロデューサの思いつきで急遽エレキギター2曲をライヴ初公開。真赤なエレキが似合う。パーカッション代わりにギターを叩き、ループマシンにリズムを落とす。途中でハモリもループに入れてワンマンデュエットを聴かせてくれる。最後の曲では、ララアララアーと会場みんなでええかんじで歌ってた。
ラストステージでは、元ヤンふたりの揃い踏み。174㎝の玉城(内ヒール9㎝)と153㎝の森(内ヒール3㎝)。辻香織もそうだが、玉城はどうやら小さい女が好みのようだf^^;東京で女一人がやっていくには強さと高さがいると玉城。さらさの伴奏で、夏にふさわしい2曲を競演。琉球ソングの「花」とサザンの「真夏の果実」。声質の違いが際立って、とても楽しく聴けた。ギターを持たないで歌いあげる森恵の「真夏の果実」は絶品だ。

さらさも大活躍。森川君もmachiko先生も、玉城と森にいじられながらも、しっかり次回ライヴとCD発売をアピールしてました。周囲がオヤジだらけで、汗臭くてほんとにむさ苦る暑かった真夏の楽座でしたf^^;