2013年3月9日土曜日

桐島、部活やめるってよ  橋本愛

予告編で「桐島、部活やめるってよ」を観たのは夏くらいかな。奇妙で不思議なタイトルだけが印象に残っていた。たまたまネット視聴したのが最近。で、昨日のWBCの裏チャンネルで日本アカデミー賞をやってて、橋本愛が泣いてると思ったら、映画は三冠を獲得して、17歳の本人は新人俳優賞を受賞していた。
橋本愛 25.media.tumblr.com
3年前の「告白」では、委員長でかつ怪しい殺意を持つ女子中学生だった。松たか子の演技が注目されていたが、魔の14歳達の配役の妙があって映画は成功している。初キスが映画だったことにナーバスになってたコが、いまやドコモやコーヒーのBOSSで毎日TVに出ている。本人曰く、血糊が似合う顔立ちで、そういう役も多くどこかミステリアスで幸せが似合わなさそう。

スーパースターの桐島が部活をやめるらしいと、高校中がざわついている。学校にはカースト制度があって、桐島はその頂点にいる。ヒエラルキーの維持にしがみつく周りのとりまきはそれに左右される。ただ、その底辺にいると看做されながら、カーストや桐島に支配されていない映画部は、ゾンビ映画づくりに夢中だ。橋本愛はヒエラルキーの上層部にいながら、そこに縛られない映画部にシンパシーを持つ。まあ、最後はゾンビに首筋を食いちぎられるけど。(やっぱり血糊が似合う)

 
映画出演が続き売れっ子だが、性分もナーバスで心を閉じた時期もあり撮影中もいろいろ悩んでいたらしい。まあ、ふつうの17歳ができないことをやってるんだから、そりゃそうだろうと思う。NHKの朝ドラにも出るらしいが、あの眼差しは朝に相応しいのだろうか

★公開初日、号泣の舞台挨拶

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