2013年8月25日日曜日

チキンラーメンとわたし 誕生日のドラムサークル 妹尾美穂 @珈琲美学

The water is wide, I cannot cross o'er,
その水辺は広く 向こう岸へ渡れない
・・・
 
 バースデイライヴは「The water is wide」ではじまった。水面がきらめき、さざめくさまを、美穂ピアノが映し出す。
 love's a jewel when it is new
 but love grows old and waxes cold
 And fades away like morning dew.
 愛の始まりは宝石のようだが、やがてくすんで冷えきって、朝つゆのように色あせてゆく
「The water is wide」に惚れ込んだ妹尾美穂が創り上げたのがいまや定番の名曲ki-ra-ri。ki-ra-riの水の流れは、大河でなく小川の軽快な印象だが、まさしく「流麗」な音の響きが妹尾美穂のピアノだ。

チキンラーメンと誕生日が同じ妹尾美穂は笑顔がよく似合う。「Evening Glow」では鍵盤ハーモニカとピアノの一人二役を披露。息吹の響きが心地よい。

 そして、第二部はドラムサークル。お客さんみんなが打楽器を手にし、思い思いにリズムを刻む。妹尾美穂のファシリテートで、会場が一体となり、歓声が湧き上がる。

この冬、セカンドアルバムの制作の取り組む妹尾美穂。新曲「Zephyr」が象徴するように、また新しい風が吹いてくる。

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