2008年5月11日日曜日

歌うピアノin鳥取(ライブレポート)

歌うピアノin鳥取(妹尾美穂ピアノトリオ)
 投稿日:2008年 5月 6日(火)15時37分16秒
倉敷を中心に活躍する妹尾美穂ピアノトリオ。今までの女性ピアノトリオのイメージといえば、数少ないジャズライブ体験で、大西順子トリオの速射砲、叩きつける鍵盤、笑顔なし、孤高のジャズのイメージが印象的。当然、ちょっと年配の女性が率いているはず・・・。
出てきたのは、さっきまでキャピキャピ高い声をあげていた女子高生風。前髪切ったかららしい?ちょい、どこかのアイドルに似てる。GWツアーは倉敷、大阪、鳥取、倉敷。福山ロフト、ロッツあたりにはよく出没してると。
岡大生のドラムとパフォーマンス豊かなウッドベース(音もね)と妹尾美穂のピアノ。ピアノが歌っている。明るい、小気味良い、歯切れいい。指の立ったきれいなフォルム。オクターブでもしっかりした親指から小指が、芯のある音色をシャープに紡ぐ。速射砲でもピアノが重くならない。そして歌うように軽やか。でも音色は心地よい湿りがある。
ベースのアドリブに笑い、鍵盤を舞う小さな手で、自分の空間を創り出す。3つの音がはまる、鮮やかに決まってグルーヴィ。1時間×2ステージ。ジャズなのに歌もないのに、退屈なんかしない。時間が気にならない。曲紹介もあくまで明るい。
女性ピアノトリオのイメージを一新する妹尾美穂の歌うピアノ。お奨めします
http://mihopower.blogspot.com/

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